ECBがユーロの利上げを決めましたね。現地の事情は分かりませんが、GDPが+2.7%と、成熟エリアにしては伸び率が高く、インフレの懸念があるのだとか。
一方で、世界的に資金がドルからユーロへの傾斜を強めているという事情もあります。
爆発的な成長を続ける中国、資源高で潤うロシア、中東が黒字を溜め込み、その準備金のバランスを是正しなければならない。今でもドルが圧倒的な存在感を示す中、手元にドルだけでなくユーロにもシフトしておけば、準備金の価値が目減りするリスクが減る、というのは理解できます。
下の投資失敗の記事でも書いたとおり、インカムゲイン(スワップ)狙いに切り替えるとすると、各通貨の中長期的な傾向が重要になります。
上記の通り、ユーロは対ドルでも優位性が高いうえ、金利も上昇気流にあるとすると、対円でも下がることは考えられません。とはいえ、現在の1ユーロ=153円台、1ユーロ=1.33ドルというのも異常で手を出しづらい。
どこかで149円台、或いは1.3ドルに落ち込めば、仕込むチャンスがあるかもしれません。手堅く、石橋を叩いて渡りたいところです。
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Posted by bistrostocksmanager
FXですが、私のように目いっぱいレバレッジをかけてポジションを取らない限り、そんなにリスクは無いと思います。なんといっても現金ポジションですし、ポジションを解約しても手数料も少なく、株やファンド以外に手元に現金があるのは安心ですし。
①スワップ狙いかキャピタル狙いか。後者で頻繁にポジションを替えるなら手数料の安さがポイント。
②スワップの高さ。
③税金(雑所得扱い。くりっく365加盟証券なら、一律20%で済むが、それ以外は累進課税で稼ぐと思いのほか税金を取られる)
④スワップの融通性の高さ。スワップを毎日受け取り口座に落としたり、スワップ自体を次のポジションに回せたりする場合もある。
スマイリーさんは堅実ですので、まずは②を注意すればいいのでしょうか。
Posted by スマイリー
bistrostocksmanagerさん。どうも!
EUR元気ですね。EU統合当時はEUR/USDが1.0近くまで下がった時期が懐かしいです。
FXとは関係ありませんが、EUR高で私のEUR建て保有ファンドはファンドプライス自体も上昇し、すばらしい相乗効果です。
もともとEUR/JPY133円での資産なので今のところ言うことありません。
最近、FXについて少し勉強し始めました。余剰資金でルールを守り、ポートフォリオの一部として投資するのであれば、
それほどハイリスクは投資先ではないようですね。
もう少し理解度を深めて行きたいと思います。