今年も残すところあと数日。
ここで思い切って来年の予想(抱負)を簡単に述べてみます。
また大晦日には、恒例の月次報告を予定しています。
●税制改革は企業寄りか
日本の方向性が分かりますから重要です。前にも述べましたが、安部内閣は経済成長に重きを置いており、とりわけ企業に有利な税制改革を目指しております。個人に関しては、金融商品の売却益課税の優遇措置が1年間延長される程度で、現状維持もしくは負担増になるものが多いようです。
●為替はユーロ独歩高か
ここのところ米国経済が持ち直したと見られ、米ドルが対ユーロ、円で高くなりました。しかしながらECBの金利引き上げ傾向は変わらず、来年一年間でかなりユーロ高が進む可能性が高いです。
本当はHSBCにユーロ預金をしたいところですが、先立つものがありませんのでまずはFXでこまめにポジションを取っていきたいと考えています。
●中国経済は堅調か
中国(中央)政府の統制にもかかわらず、中国経済は順調に年10%弱の成長率を維持しています。2007年はオリンピックの前年でもあり、普通に考えれば伸びを損なう要素などありません。
気になるのは、①米国経済(特に金利)の動向、②業界再編の進捗、です。①は当然銀行、不動産など様々な業種に影響があります。②は私の保有すアンガンニュースチールなどの製鉄業などで思うように再編が進んでいないため、非効率な資源分配が止まらないのではないかという懸念があるからです。なお、中国政府が賢明(狡猾?)なおかげで、人民元レートの上昇はそれほど気になりません。
●インド、タイ、ベトナムなどの投資チャンスはあるか
今年5月のアジア経済の停滞、タイのクーデター、またインド・タイでの経済政策に対する失望など、いくつか投資チャンスがあったのですが、口座開設、および情報収集のタイミングとも合わず見送りました。投資チャンスは来るのでしょうか。
●ETFは投資すべきか
私のブログでもお世話になっている方は積極的に利用されているようですし、頭では投資すべきと分かっていても、どうも踏ん切りがつきません。
その理由は、①投資用の口座は日本がいいのか香港がいいのか判断が付かない、②継続的に投資(少なくとも5年以上)する意思と手持ち資金があるか に集約されます。じっくり考えてみたいところです。
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