個人的には、実体以上に円安進行しており、早期に是正すべきと考えます。あくまでも主観でしかありませんが、
①.ここで利上げしないと、夏の参院選などの政治的イベントを前に、もっと利上げしずらくなる。無論自民党が勝てば、上げるチャンスがさらに遠ざかるだろう。
②.確かに円安は輸出企業には有利ですが、ここ2年で円安の恩恵を十分享受しているように見受けられる。
③.当然ながらこれ以上の円安はエネルギー、食材などの輸入においてはマイナスの影響があり、そういった事業に関わる企業の競争力を削ぐ結果にならないか。
④.(余りに自分勝手ですが)海外投資には円安は不利なこと。
政府には、2000年の利上げによる経済の失速という悪夢がいつまでたっても消えないことと思います。しかしながら「羹に懲りて膾を吹く」的な発想からはそろそろ脱却してもいいのはないかと思います。
☆1/13追記:上記の記事は朝日新聞のニュアンス。同じ記事でも、読売はもっと緩い容認論、一方日経は慎重さを強調しています。
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Posted by bistrostocksmanager
(本日のNikkei Netより)
自民党の中川秀直幹事長は14日、愛知県豊川市内で講演し、日銀の追加利上げについて「政府と金融当局、日銀の景気判断は一体でなければいけない」と述べ、反対姿勢を強調した。そのうえで「日銀が異なる判断をするなら、政府は日銀法19条に基づく権利を行使する義務がある」と述べ、日銀が金融政策決定会合で利上げを決める場合は議決延期請求権を行使するよう政府に呼びかけた。
中川幹事長は「再び否決する歴史を繰り返すなら、重大な法制度の欠陥ととらえざるを得ない」と述べ、日銀法改正もやむを得ないとの認識を示した。
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こんな恫喝って許されるのでしょうか?
唖然としますね。