中国株の下落が目立ちます。年初までは上昇一途でしたが、私の保有するH株だけでなく、(A株統合の噂を元に急騰に次ぐ急騰のあった)B株も下落が続いています。
これはなぜでしょうか。
・米国の利上げが予想され、追随して香港の銀行も利上げに走るのではないか。となると、不動産をはじめ、引き締めの方向に動くのではないか(⇒でも金利が上がれば恩恵を受ける企業もあるし、米国の利上げも定かではないし、微妙な見解です)。
・余った人民元による株式・土地の買い漁りに一服感が出たのではないか。もしくは中国政府が昨年末からの株価急上昇を受けて、さすがに行き過ぎたと判断し、景気抑制策を取るのではないか(⇒これは理解出来ますよね。貿易収支も大幅黒字ですし、市中にお金が廻り、株も土地も家も物価も上がり、通常ありえない価格まで釣りあがり、調整を迎えたという見解)
黙っていれば北京五輪まで上昇するでしょう(←例え楽観的とも言われようが)。と同時に、貧富格差・資源確保/エネルギー効率問題(環境問題)・通貨問題・食糧問題など、経済成長と同時並行で解決しなければならない課題もあります。
特にこのエネルギー効率問題は根が深く、いくら資源を確保してもそれが効率的に使われなくてはそれに見合うアウトプットが出ないのは自明の理。近年は各種基準を設け、ついてこられない企業を整理・淘汰する方向のようですが、それでもエネルギー効率が日本の数分の一程度。
そういえば本日「ガイアの夜明け」がやってますね。ゴミを宝に変えるニッポンの技術。中国、フィリピンなどで再生されるゴミ。これを見る限り、日本の力はまだまだ捨てたものではないのですね。
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