たとえ利上げしようとも、円安の傾向は変わらないのか?
日銀がやっと利上げした。とはいってもわずか0.25%、結局他の通貨と比較すれば低金利である事実は変わらない、ということで、利上げ表明後も円高には振れませんでした。
しかし、1月の際にはあれほど政府から「景気が悪くなる」といわんばかりに圧力が掛けられたのに、今回は毅然と実行し、市場は冷静に受け止めた。その事実は大きいと思う。
恐らくECBの利上げペースには当分追いつけないであろう。よって対円でのユーロ高(ポンド、スイスフランも同様)は継続されるだろう。
一方で米ドルはどうか。FMOCは前回も利上げは見送り、事態を静観しているかのようであるが、米ドル高が今まで通り続く保証は無い。よく日経には「1ドル=●●円の水準になれば、個人マネーが円売りのポジションを取るようになり、一定の抑止力となっている」と書かれているが、果たしてどこまで持つことやら。
実はFXをこっそり再開している。前回の失敗をカテに、頻繁に売買せず、じっくりと待ち続けるようにしている。今のところは安定した収益を生み出しているが、その収益は果たしてどこまで続くだろうのかわからない。余りアテにしないことが長続きする秘訣なのかもしれない。
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